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内容紹介

みんなでうたおうこのゆびとまれ

古くから日々の暮らしの中で生まれ、遊びとともに口伝えに歌われてきたわらべ歌。
明治時代以降、詩人や音楽家が子どもたちのために心をこめて作った童謡。
どの歌も、長い間日本人に愛され、歌い継がれてきた歌です。
歌われている情景を思い浮かべながら聴き、そして一緒に歌いましょう。

あんたがたどこさ (わらべ歌)

編曲:高山佳子 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子
【歌詞】
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 仙波さ
仙波山には たぬきがおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でチョイとかぶせ

 九州地方のまりつき歌です。一人づつ「サ」の箇所でついているまりを相手に渡す遊び方や、二組に分かれてそれぞれの代表二人がまりをついて渡し合い、失敗した組が次の代表を出して最初から歌いなおす、という勝ち抜きゲームもできます。まりを使わず、言葉遊びとして「サ」を抜かして歌う「サヌキうた」や、輪唱、またテンポを変えて歌うなど、子どもたちの工夫で楽しめる遊び歌です。

とおりゃんせ (わらべ歌)

編曲 伴奏部:本居長世 編曲 合唱部:高山佳子 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子
【歌詞】
通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの細道じゃ 天神さまの細道じゃ
ちょっと通して くだしゃんせ 御用のないもの通しゃせぬ
この子の七つのお祝いに お札を納めにまいります
行きはよいよい帰りは恐い 恐いながらも通りゃんせ 通りゃんせ 

 手で作ったトンネルを、歌の間にうまく捕まらないようにくぐり抜けるという、昔からあるわらべ遊びです。古いメロディに新しいリズム伴奏が加わり、楽しさを増しました。前奏と間奏は子どもの数により自由に長さを変えて遊べます。最初の「通りゃんせ 通りゃんせ」に対し「ここはどこの細道じゃ」と答えるような、問答遊びの部分と、トンネルを作っていくリズミックな部分とを歌い分けましょう。また後奏は、歌の終わりで捕まえるのではなく、全員がトンネルを通り終わっていなくてもリーダーが手を叩くかリズム楽器などの合図をして捕まえるのも面白いでしょう。

ほたるこい (秋田地方わらべ歌)

作曲:小倉朗 歌:多摩ファミリーシンガーズ
【歌詞】
ほ ほ ほたるこい あっちの水はにがいぞ こっちの水はあまいぞ
ほ ほ ほたるこい ほ ほ 山道こい
ほたるのおとさん 金持ちだ どうりで おしりがぴかぴかだ
ほ ほ ほたるこい 山道こい 昼間は くさばの露のかげ
夜は ぼんぼんたかぢょうちん
天じく あがりしたれば つんばくろに さらわれべ
ほ ほ ほたるこい あっちの水はにがいぞ
ほ ほ ほたるこい こっちの水はあまいぞ
ほ ほ ほたるこい 山道こい あんどの光を ちょと見てこい
ほ ほ ほたるこい ほ ほ 山道こい
ほ ほ ほ ほ ほ ほ ほ

 昔は日本の農村の川にはどこにでも蛍(ホタル)がいました。夏の夕暮れ、うちわや笹の葉を持ってこの歌を歌いながら蛍を追いかける子どもの姿が見られました。身近にいたはずの虫や動植物を再び子どもたちのもとに取り戻したいものです。この歌はわらべ歌を元にした児童合唱曲として世界に紹介され、ヨーロッパの少年合唱団などが日本語で美しく歌っています。

りすりす小りす

作詞:北原白秋 作曲:成田為三 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子
【歌詞】
栗鼠、栗鼠、小栗鼠、
ちょろちょろ小栗鼠、
杏(あんず)の実(みイ)が赤(あアか)いぞ、
食べ食べ、小栗鼠。

栗鼠、栗鼠、小栗鼠、
ちょろちょろ小栗鼠、
山椒(さんしょ)の露(つゆ)が青(あアお)いぞ、
飲め飲め、小栗鼠。

栗鼠、栗鼠、小栗鼠、
ちょろちょろ小栗鼠、
葡萄(ぶどう)の花が白(しいろ)いぞ、
揺れ揺れ、小栗鼠。

 今では動物園でしか接する機会がなくなりましたが、昔はりすやうさぎなどの小動物を、林や山で身近に見ることができました。子どもたちにとっては、人間以外の小さな生き物がどこに棲み何を食べ、どんな生活をしているのか、興味のあることでしょう。それらを知ることから優しさ、思いやり、いたわりなどの心を育てたいものです。

七つの子

作詞:野口雨情 作曲:本居長世 編曲:寺島尚彦 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子
【歌詞】
烏(からす)なぜ啼(な)くの
烏は山に
可愛(かあい)七つの
子があるからよ

可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛 可愛と
啼くんだよ

山の古巣に
行つて見て御覧(ごらん)
丸い眼をした
いい子だよ

 いたずらで憎まれ者になることの多い真っ黒な烏にも優しい眼を向けた詩人、野口雨情は、幼い息子を連れて裏山に行き「烏はどうして啼いているのかわかるかい」と言ってこの詩を書きました。その優しさを伝えたい歌です。言葉を明確に口をしっかり開けて詩の内容を歌いましょう。

砂山

作詞:北原白秋 作曲:中山晋平 編曲:寺島尚彦 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子
【歌詞】
海は荒海、
向うは佐渡よ。
すずめ啼(な)け啼け、もう日はくれた。
みんな呼べ呼べ、お星さま出たぞ。

暮れりゃ、砂山、
汐鳴りばかり。
すずめちりぢり、また風荒れる。
みんなちりぢり、もう誰も見えぬ。

かえろかえろよ、
茱萸原(ぐみはら)わけて。
すずめさよなら、さよなら、あした。
海よさよなら、さよなら、あした。

 詩人北原白秋が新潟に講演に行った時、南国生まれの白秋は夕暮れの暗い海に打ちつける荒波の音に心打たれ、その厳しさと日本海の美しさをこの詩に表しました。山田耕筰の作曲もありますが、今回は荒波の響きを和太鼓のような伴奏で表したという中山晋平の作曲を取り上げました。また波の音を「ザイザイ」という擬音で表した編曲は音楽的にも楽しんで歌えることでしょう。

夕方のお母さん

作詞:サトウ ハチロー 作曲:中田喜直 編曲:中田喜直 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子

 詩人サトウ・ハチローの詩は日本人の心の財産ともいえます。作曲の中田喜直は2000年5月、75歳で数多くの美しい歌をのこして亡くなりました。二人のコンビ作品はたくさんありますが、詩を大切にした、歌いやすいメロディと伴奏部分の美しいこの歌は、子どもたちにも共感を呼ぶでしょう。夕方夢中になって遊んでいる子どもに「ごはんよ〜」と呼びかける母親の声は子どもたちが大人になっても耳の底に残ることでしょう。

夕やけ小やけ

作詞:中村雨紅 作曲:草川信 編曲:寺島尚彦 歌:多摩ファミリーシンガーズ 伴奏:堀川法子
【歌詞】
夕焼小焼で 日が暮れて
山のお寺の 鐘(かね)がなる
お手々つないで 皆かえろ
烏(からす)と一緒に 帰りましょう

子供が帰った 後からは
円(まる)い大きな お月さま
小鳥が夢を 見る頃は
空にはきらきら 金の星

 詩人中村雨紅は八王子市恩方の生まれ。そこには多くのお寺がありました。この詩に登場する鐘のことを尋ねられた時「どこかはっきりしないけど子どもの頃聞いた鐘の音だ」と答えたといわれています。夕方どこからか聞こえてくる鐘の音は、子どもを、早く家へ帰らなくてはと急かされる思いにすることでしょう。息をたくさん吸ってゆっくり静かに歌ってください。お母さんといっしょに二重唱にできたら楽しいかもしれません。

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